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妊娠時は食べ物にも注意を
妊娠時は体の抵抗力が通常の状態よりは明らかに低下しています。
例えば風邪を引きやすいとか、普段はなんともない環境の中でも体調を崩しやすいとか。
妊娠によりお母さんの体の抵抗力や免疫力が低下しているがゆえに起こるトラブルの中でも、特に注意したいのが食べ物による感染症などです。
実際に私の知り合いが妊娠時に起こした食べ物による感染症の例で、リステリア菌感染症というのがあります。
リステリア菌というのはあまり馴染みのない菌ですが、このリステリア菌は通常自然界の土の中などに存在し、生野菜など十分な加熱を行わない食べ物を摂ると知らず知らずの内に人間の体内の中に入ってきています。
リステリア菌は自然界に常駐しています
ただ健康な状態の人がこのようにリステリア菌を摂取しても、リステリア菌により感染症などの症状が出る事はまずありません。
ところが妊婦やお年寄りのように、体の抵抗力が低い状態でこのリステリア菌を摂取した場合、リステリア感染症が発病する場合があります。
ちなみに妊娠している方の場合は通常の人に比べ20倍もリステリアによる感染症を引き起こす可能性が高いといわれています。
リステリア菌に感染し、発病した場合、発熱・筋肉痛、ときには吐き気や下痢といった胃腸炎症状を引き起こすこともあります。これらの症状だけのこともありますが、リステリアの感染がさらに神経系統まで広がると、頭痛、首が硬くなる、昏迷、ふらつき、痙攣等が起こることがあります。
そしてリステリア症では、髄膜炎・敗血症を起こすことがあります。
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